華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・やる気スイッチを見つける その2

   

そういえば、華はじぃじがやる気がなさそうにグターッとしている姿を見たことがありません。

真夏の暑いときでもダラダラとしていないし、真冬の寒いときでもこたつでぬくぬくとはしていません。

ご近所のお年寄とゲートボールをしたり、敬老会に出たり、デイサービスに行くことはありません。常にやることがあって、ヒマそうにしている時間がない、そんな感じです。

なぜ、じぃじはボーッとしている時間がないのか。
なぜ、じぃじはいつも何か仕事をしているのか。
なぜ、じぃじはお年寄らしくないのか。

華はじぃじの道場で合宿生活を続けながら、さりげなくじぃじの行動を観察していました。

じぃじはいつも決まった時間に起きて、華と一緒に散歩します。散歩から帰ると、華の100ます計算や漢字100問を見守り、それを終えると一緒に朝食です。

華を学校へ送り出すと、掃除や洗濯です。それを終えると、午前中は大工仕事や畑仕事をこなします。

お昼になったら昼食を食べて、その後お昼寝です。

お昼寝を終えると、お風呂で水浴びをして、洗濯物を取り込んだり、人と会ったり、華の教材を準備するなどして、午後を過ごします。

華が学校から帰ってくると、読書をしながら華の勉強を見守ります。

夕食は夜7時で、その後お風呂に入り、ほぼ毎日9時には寝てしまいます。

じぃじの生活パターンは決まっていて、毎日のように決まった事を決まった通りにこなしていきます。

じぃじと合宿生活をしている華も、いつしかじぃじと同じ生活パターンになっていました。

生活パターンを固定することで、行動までのハードルが下がると言われています。

「ルーティンワーク」というと悪いイメージがありますが、このように優れた一面もあるのです。

はな の せいかつパターン が いってい に なった!
はな は きまったじかん に べんきょうするようになった!

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