華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

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華・オトメ中と出会う

      2016/03/30

「6年生5年生対象!オトメ中模試!」

その言葉を聞いたママは、夕飯を作る手を止めてテレビをじっと見つめました。

オトメ中とは、来年の4月に開校する公立中高一貫高で、正式名称は「早乙女中学校・高等学校」と言います。

戦後早乙女町に創立された女学校が、早乙女中等女学校、早乙女女学校、早乙女女子高等学校と時代に合わせて名前を変え、公立中高一貫高となって新たに開校する事になったのです。

「ママはね、早乙女女子高出身なの。」ママの出身校を聞いた華は「へーっ、そうなんだ!」と驚きます。
「亡くなったおばあちゃまもね、早乙女の出身なのよ!」「えぇっ!」何と祖母も同じ学校出身だったのです。

早乙女女子高、通称オトメ高は県内でも有数の進学校で、卒業生には女優、アナウンサー、国会議員、漫画家など、著名人が多いのも特徴です。何より制服がカワイイので女子の間では人気の学校なのです。

「私がオトメ中に合格すればあの制服で通学できる」そんな華の妄想と「娘が合格すれば母子3代オトメになれる」そんなママの妄想がピッタリと重なりました。

「受けてみる?」ママの問いかけに「うん!」と即答する華。

こうしてオトメ中受験がスタートしました。

はな の ちゅうがくじゅけん が はじまった!

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