華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・マーキングを覚える

      2016/06/15

じぃじの採点が終わりました。点数は30点でした。

30点という点数を聞いた華は、急にしょんぼりしてしまいました。

「ダメ・・・これじゃオトメ中に入れない・・・」
「わはははは、最初は誰でもこんなもんだ。」

じぃじは笑い飛ばします。

「華、これから教えることを守ったらな、あと20点は上がるぞ」
「!そうなの?」

しょんぼりしていた華が身を乗り出します。

「華が解いた過去問のな、問題文を見てみるとな、問題文がキレイだよな?」
「うん」
「問題文にはな、大事な所があるんだ。そこに線を引いたり、丸で囲んだりしておくんだ。」
「そうなの?でもどうして?」

小学校では教えてくれない事を、じぃじが教えてくれます。

「問題を作る人の立場に立つんだ。
問題を作る人はな『こういうことを答えて欲しい』と思って問題を作ってる。
それに応えるんだ。」

問題を作る人は、問題を作るときに「こういうことを答えて欲しい」と考えながら問題を作ります。これを「出題者の意図」と言います。

出題者の意図、それを読み取ることが第一と言えるでしょう。

「だからな、問題の中に隠されている『こういうことを答えて欲しい』を読み取ってな、線を引いたり、丸で囲んでおくんだ。」

華がうんうんと頷きます。

「いいか華、線を引く場所はな『こういうことを答えて欲しい』『ただし とか ここで』それと『ヒント』だ。」

じぃじが華に教えているのは「マーキング」と呼ばれる受験テクニックです。出題者の意図を把握するために「答えて欲しい内容」「条件」「正解を導くためのヒント」にアンダーラインを引くこと、これが大事なのです。

問題文にマーキングしながら読む、これは出題者の意図を読み取るということであり、問題文を通して出題者と対話するということなのです。

これが「問題文をよく読む」ということなのです。

はな は マーキング を おぼえた!
はな は しゅつだいしゃのいとをよむ を おぼえた!

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