華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・受験職人になる その5

      2017/09/27

「自分に合った勉強方法をいち早くみつける。それが受験を制するコツなんだな。」

じぃじは華、ハルト、そしてフミさんに向かってそう言いました。

「社会に出るとな、仕事もしなきゃならんし、炊事や洗濯もせにゃならん。勉強に使えるまとまった時間なんてないんだな。だから一番効率のいい方法で勉強するようになる。そしてそれが『自分に合った勉強方法』なんだな。」

フミさんがウンウンとうなづきます。

「小学生のうちからな、色々と試してみるんだな。色々試してみて、上手く行かなかったら別の方法を試す。上手く行ったらその方法を伸ばす。そうやって自分なりの勉強方法を見つけるんだ。早ければ早いほどいい。」

「先生の言う通りだよ。色々試してみることを『試行錯誤』って言うんだ。英語で言えば『トライアル&エラー』。やってみて、失敗して、上手い方法を見つけるんだよ。小学生のうちから自分の勉強方法が確立できたら、それはそれはすごいことなんだ。」

フミさんは続けます。

「僕の父は、僕が小学校6年生の時に、毎朝つきっきりで勉強を見てくれたんだ。毎朝決まった時間に起きて、毎朝問題を解いて、毎日作文を書いた。父は僕の様子をよく観察して、僕に合わないと思ったらすぐに別の方法を考えてくれた。別の方法が僕に合うなら、その方法をさらに発展させてくれたんだ。」

じぃじは「ほう・・・」と感心したようにつぶやきました。

「僕が自分なりの勉強方法を確立できたのは、父のおかげ。僕は今でも、父にとても感謝している。母は勉強には口出ししなかったけれど、僕が快適に勉強できるようにとにかく気を配ってくれた。食事もそうだし、部屋をマメに掃除してくれたり、気持ちよく寝られるように布団を干してくれたり。僕の受験勉強に協力してくれた両親にはとても感謝しているよ。」

華は思わずじぃじの顔を見つめました。フミさんのお父さんと同じことを、じぃじは華にもしてくれていたからです。

じぃじだけではありません。パパは得意のパソコンでプリントを作ってくれました。ママは朝早くから、華のために朝ごはんを用意してくれました。

華は自分を支えてくれている人たちの顔を思い浮かべ、胸の奥がじんと暖かくなりました。

はな は じぶんをささえてくれるひとたち に かんしゃした!
はな は じぶんにあったべんきょうほうほう を さがすたび に でかけた!

 


 

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