華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・志願理由書を書く その4

      2016/12/07

華とハルトによる、早乙女中学のパンフレットの説明が始まりました。

二人とも最初は緊張してガチガチでしたが、じぃじが肩を上下にゆするのが目に入ると、「ふーっ」と大きく息を吐いて、肩の力を抜きました。

「オトメ中の校訓は『進取と創造』『至誠と貢献』です。
それぞれの意味をご説明します。」

華とハルトは分担を決めて、交互に説明を続けます。

「私は将来、建物の設計をするお仕事をしたいです。
オトメ中では○○を学ぶことができます。
これは設計のお仕事をするうえで、必ず役に立つと思います。」

残業が続いて眠そうだった華のパパが、目を見開いて華の話を聞いています。

「オトメ中では海外の中学生と一緒に勉強したり、
海外に留学することもできます。
僕の夢を実現するには、オトメ中の環境が一番いいと思います。」

ビデオを構えたハルトのパパの横で、ハルトのママがうんうんと頷いています。

「私達はオトメ中を受験して合格し、
将来の夢を実現させます。
お父さん、お母さん、ご協力、
よろしくお願いします。以上です。」

華とハルトが最後にそういってペコリと頭を下げると、華とハルトのパパとママ、文一さん、じぃじが大きな拍手をしてくれました。

はな は さおとめちゅうがっこう の じゅけん を せんげんした!

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