華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・朝食をきちんと食べる

      2016/02/24

「華、おはよう!」幼馴染のハルトが声をかけてきました。
「ハルト、おはよう!」華が元気に答えます。

「あれ?今日は元気だね」昨日、華が朝会で倒れたこと、そのまま学校を休んだことはハルトも知っていましたから、華の元気な様子にはちょっと面食らったようです。

「うんあのね」華はそう言うと、朝じぃじと散歩したこと、すごくお腹が空いてちゃんと朝ごはんを食べたこと、すっかり目が覚めたことをハルトに話しました。

「へぇー、それいいなー。でも朝起きるの辛くない?」
「じぃじが起こしに来てくれるの。ちょっと早起きを続けてみる!」

そんな会話をしながら教室に入ります。

華とハルトが楽しそうに会話している様子を面白くなさそうに眺めている女子のグループがいました。アヤネとその取り巻きの3人です。

「ハナメガネのくせにちょっと生意気よね~」
「そうそう」
「生意気だよね~」

その3人の周りだけ、禍々しい黒いオーラが放たれているのがわかるのか、周りのクラスメイトもあまり近寄ろうとしません。

アヤネは早乙女地区の高級住宅街から通っている女の子で、ちょっとイジワルな子です。背が高くて発育も良く、髪もちゃんとしたカットハウスで整えているようです。地区で一番の塾に通っていて、家庭教師も頼んでいるせいか、学校の成績もいいのです。

イジワルな3人の娘に睨まれた華は、ちょっと嫌な気分になりました。

はな は ちょうしょく を たべるようになった!
はな は あやね に にらまれた!

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