華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・未来問を手に入れる その4

   

華はじぃじの過去の経験を聞いて、過去問の活用方法がおぼろげながら分かってきました。

「華、『過去問ってやる意味あるの?』と言ってたな。今でもそう思うか?」
「ううん、思わない。」

「ふむ・・・過去問を解くことは意味があるということだな。どうしてそう思った?」
「うん、あのね・・・」

華は少し考えた後、自分の考えを話し始めました。

「教科書は、『読む』だけじゃなくて、『自分のモノにする』ことが大事だと思うの。教科書を読んで授業を受けても、それはまだ『自分のモノにする』には届いていなくて、『知らなかった』が『知った』になっただけだと思うの。」

「ほほーっ。それで」

「『知った』だけだとそれを使って何かを作るとか、誰かに伝えるとかは難しいと思うの。それを使って何かを作ったり、誰かに伝えるためには、もう少し深く知って、『自分のモノ』にする必要がある。」

「ふむ・・・それで」

「『自分のモノ』にするためには、いろんな角度から見てみるのがいいと思うの。同じ授業を別の先生から聞けたら理想だけど、実際には無理でしょ。」

「そうだな・・・それじゃどうしたらいい?」

「うん、一番いいのは『問題を解くこと』だと思ったの。問題を解くということは、教科書に書いてあることを、違った角度から見るということ。たくさんの問題を解けば、それだけ違った角度から見る事ができて、『自分のモノ』に近づいていくと思うの。」

じぃじはいつしか、華のお話にジッと耳を傾けていました。

「教科書に書いてあることの一つ一つが『自分のモノ』になっていたら、どんな問題が出ても答えられる・・・あ!そうか!だから過去問を解くのね!」

華がようやく何かを掴んだようです。

「過去問を解けば解くほど、教科書に書いてあることが『自分のモノ』になっていくの。そうやって教科書が『自分のモノ』になれば、本番でどんな問題が出たとしても解くことができる。だから過去問を解くことが大事なのね。」

華のお話は続きます。

「『過去問』は『未来問』なのかも」
「『未来問』?なんだそれは?」

「オトメ中の本番で出る問題のこと。あのね、『過去問』をたくさん解くということは、『未来問』にそれだけ近づいているということだと思うの。」
「ほほぅ」

「だからね、過去問を解けば『未来問』が手に入るの。」

じぃじは「ニヤッ」と笑うと、親指を立ててグッと突き出しました。

はな は かこもん が きょうかしょのりかい に つながることがわかった!
はな は みらいもん を てにいれるほうほう が わかった!

 


 

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