華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

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華・漢字100問プリントを活用する

   

100ます計算に加えて、パパが作ってくれた漢字100問プリントを毎朝解くようになった華。

毎朝解いていても、なかなか100点を取る事はできません。ある漢字が書けたとしても、熟語の中で使われていると、書けるはずの漢字が出てこなくなるのです。

華は悩みましたが、いいアイディアが浮かびません。

問題の渦中にいる人は、なかなかそこから出られないものです。

じぃじもしばらく考えていましたが、やがて「おっ、そうか」と言うと、道場の壁に取り付けられたホワイトボードの前に立ちました。

「華、いいか、今の問題はな、違うパターンで出題された時にな、自分の知っている知識で解けるはずだけどな、それが出てこないということなんだな。」

華がウンウンと頷きます。

「そこでだ、こういう方法はどうだ?」

じぃじはそう言うと、ホワイトボードに大きく「井」のように線を引き、真ん中に「警」と書きました。

華はそれを見て、小学校でお友達とよく遊ぶ「マルバツゲーム」を思い出しました。

「華はこの『警備員』のな、『警』の字が書けなかったんだな。であれば、この『警』を中心にしてな、『警』を使った熟語をできるだけたくさん書いていくんだ。」

じぃじはそう言うと「警護、警笛、警戒」と3つ書いたところで

「ほれ、一緒に考えるんだ」と華を促しました。

華はテレビのクイズ番組のように次々と答えて行きます。

「えーっとね『警告』!」「おっ、いいぞ!」
「う~んとね『婦警』!」「おっ、あるね~」
「・・・あっ『警備』!」「その調子!」

華はじぃじに励まされ「警」の字を中心に8つの熟語を勉強しました。

警護 警笛 警戒
警告 婦警
警備 警察 警官

「じぃじ、警と笛でなんて読むの?」「『けいてき』だな。」

「へ~っ『笛』は『てき』って読むんだ。」「そうだ。小学校でも『鼓笛隊(こてきたい)』ってのがあるだろ。」

「そっか!でも『けいてき』って何?」「想像してみな?」

「おまわりさんが吹く笛?」「う~ん、ちょっと違う」

「何だろ・・・警告の笛?」「正解!電車が『プワーン』と音を出したり、車が鳴らすクラクションがあるだろ?あれが『警笛』なんだな」「へぇ~っ」

華はじぃじが色んな事を知っていることに、とても感心しました。

華は漢字一つをとっても、色んな角度から勉強することを学びました。

はな は さまざまなかくど から かんじのべんきょう を した!
はな は きょうようのたいせつさ を まなんだ!

 


 

華が実際に使っている漢字プリント。

Excel(エクセル)という表計算ソフトを使って作られています。

小学校で習う1800近い漢字・熟語の中から、ランダムに100問を選んで出題してくれます。

A4の紙1枚で20問ですから、5枚のプリントが印刷されます。

プリントはA4横で、上半分が答え、下半分が問題になっています。

問題を解く時は、点線に沿って折り曲げて、答えを隠した状態で問題を解きます。

間違えた問題があれば「問題データ」のシートから「問題」を探しだし、その問題の横に「間違えた回数」を入力します。

すると次からは、間違えた回数の多い問題順に1問目から出題されるようになります。

認知症予防にもいいかもしれません。

β版で、まだまだ使い勝手は悪いと思いますが、「欲しい」という方はその旨「hirochen@aikiob.jp」宛にメールをお送りください。

使い方の説明や注意事項(随所にワークシート関数が埋め込まれており、消されると誤動作する)など、きっちりお伝えしなければならないことがいくつかありますので、必ず対面でお渡しするようにしています。その旨ご了承ください。

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