華とじぃじの中学受験

架空の公立中高一貫校「早乙女中学校・高等学校」を受験する女の子と祖父の物語

華・計算ミスを減らす

      2016/04/27

6年生になってから1ヶ月程が過ぎ、朝の散歩も汗ばむようになりました。

華の100ます計算のスコアは100秒まで縮めることができるようになりました。

じぃじは道場の壁に模造紙を貼り、毎日のスコアを折れ線グラフにして記録していました。

横軸が日付で、縦軸がスコアです。

色の付いた○シールを買ってきて、その日のスコアで○シールの高さを決めて貼り付けます。

初日のスコアは400秒ですから、初日の○シールの高さは40センチ。そこから1ヶ月かけて、10センチまでスコアを縮めることができました。スコアは右肩下がりで少しずつ下がってきました。

この1ヶ月、毎日100ます計算を解いてきた華は、じぃじに尋ねます。

「じぃじ、スコアって、計算ミスした時にガクンと悪くなるよね」

じぃじはそれを聞いて「ニヤッ」と笑いました。

「そうだ。よく気づいたな。
本番も同じ。計算が早いことよりも、間違えないことの方が大事なんだ。
1問間違えるとな、それを取り戻すのに10秒かかると考えるんだ。
スコアを良くしたければ、間違いを減らすんだ。
華はここ1ヶ月で間違いが減ってきたから、スコアが良くなってきたんだよ」

華は100ます計算で計算ミスをしないように工夫するようになりました。桁上がりがあるときに間違えやすい、7と5が絡むと間違えやすい、そんな感じでミスしやすいパターンを覚えておいて、そのパターンが出てきた時に注意するようになりました。

焦っていると間違えやすい、気持ちが落ち着いていないと間違えやすい、体調が悪いとガタガタ・・・、そんな感じで、その日の気分によってもミスしやすいパターンがあるという事が分かりました。

華は100ます計算でほとんどミスをしなくなりました。でもどうしても、100秒の壁を越えることはできませんでした。

はな は 100ますけいさんで ミス を しなくなった!
はな は 100びょうのかべ に ぶちあたった!

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